「コンサルタントって、高学歴で優秀な人がなる仕事でしょ。未経験の自分には無理」——その思い込み、痛いほどわかります。僕も同じことを思っていました。
でも、29歳まで職歴ゼロのフリーターだった僕が、未経験からコンサルタントとして採用され、月給30万円をもらえるようになりました。大学を出てから舞台俳優やバンド活動に明け暮れ、履歴書に書ける職歴なんて何もなかった人間です。それでもコンサルの世界に入れた。
この記事では、「未経験でコンサルタントに転職できるのか?」という疑問に、僕自身の実体験から正直に答えます。きれいごとは抜きで、現実的な話をします。読み終わるころには「自分にもチャンスはある」と思えるはずです。

コンサルって、いかにもエリートの仕事ってイメージ。フリーター上がりが入れるの?

僕も無理だと思ってました。でも「コンサル」とひと括りにするのは間違いだったんです。実際に入ってみてわかったことを話しますね。
そもそも「コンサルタント」は一種類じゃない
まず大事な前提から。コンサルタントと聞くと、戦略コンサル(マッキンゼーやBCGなど)を思い浮かべて「自分には無理」と感じる人が多いです。でも実際の「コンサル」はもっと幅広い職種です。
- 戦略系コンサル(経営戦略・M&Aなど。高学歴・実務経験が前提のことが多い)
- IT・業務系コンサル(システム導入や業務改善を支援)
- 業界特化型コンサル(医療・介護・不動産・人材など、特定業界の現場改善を支援)
僕が未経験で入れたのは、3つ目の「業界特化型コンサル」——具体的には介護福祉業界のコンサルタントでした。介護福祉業界の会社で、配属はWebマーケティングの部門です。
このタイプは、華やかな戦略コンサルとは違い、現場に寄り添って地道に課題を解決していく仕事。だからこそ、学歴や派手な経歴よりも「現場感覚」や「人と向き合う力」が評価されます。未経験から入る door は、ここに開いています。
未経験フリーターの僕が、なぜコンサルに採用されたのか
職歴なしから正社員になれた経験については、職歴なし・未経験でも転職できた実体験。フリーターだった僕のリアルな話でも詳しく書いています。
正直に言うと、僕は「コンサルになりたい」と思って準備してきたわけではありませんでした。32歳で採用された決め手は、2社目で積んだ経験と実績です。
2社目は年間休日84日・基本給10万円未満のインテリア用品会社で、約2年半、営業をしていました。人が足りないため、途中からマーケティングやWebの運用も任され、売上と粗利を前年比で約200%にして主任になりました。
かなりブラックな会社でしたが、「営業の現場を知っている」「Webで数字を動かした実績がある」という2つが、そのまま次の会社で評価されました。人生に無駄はない、と今は前向きにとらえています。

えっ、ブラック企業の経験が役に立ったの?

そうなんです。辛い経験も「言語化」できれば武器になる。これは本当に伝えたいことです。
つまり、コンサルに必要なのは専門知識そのものより、「相手の課題を聞き出し、整理して、解決策を一緒に考える力」です。これは特別な才能ではなく、営業・接客・販売など、人と向き合う仕事をしてきた人なら誰でも持っている可能性があります。
未経験からコンサルを目指すときに見られる3つの力
僕の経験から、未経験者がコンサル転職で評価されやすいポイントを3つにまとめます。
1. ヒアリング力(聞く力)
コンサルの仕事は「教える」より「聞く」が9割です。相手が何に困っているのかを正確に引き出せる人は、未経験でも重宝されます。接客や営業の経験がそのまま活きます。
2. 論理的に整理して伝える力
聞いた課題を「つまりこういうことですよね」と整理して返せること。難しく考えなくても、「結論→理由→具体策」の順で話す習慣があれば十分戦えます。
3. 学び続ける姿勢
業界知識は入社後に覚えればいい、というのが多くの現場コンサルの本音です。逆に「知らないことを素直に学べる人」が一番伸びます。職歴より、この姿勢を見られています。
自分の経験のどこが武器になるかは、一人だと見えにくいものです。キャリアの棚卸しを誰かと一緒にやりたい人向けに、次のようなサービスがあります(僕が使ったサービスという意味ではありません)。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| 転職エージェントナビ |
様々な会社に所属する全国300名以上の転職アドバイザーから、相性の良い担当者を紹介してくれる。担当の変更も可能。利用は無料(公式サイトより)。 |
| 第二新卒エージェントneo |
20代に特化した就職・転職サポート。第二新卒・既卒・フリーター・高卒・中退などが対象で、履歴書の添削や面接対策も相談できる。利用は無料(公式サイトより)。 |
| POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア) |
求人紹介をしないキャリアコーチング。「そもそも転職すべきか」から一緒に整理してくれるので、やりたいことが定まっていない人向け。初回の無料相談のあと、本契約(コーチング本体)は有料。 |
未経験者がやりがちな失敗と、志望動機の作り方
僕自身、3社目の選考では志望動機でうまくいかなかった経験があります。そこも踏まえて、未経験者がやりがちな失敗を整理します。
まず「勉強させていただきたい」はNGです。コンサルは利益を生む仕事。学ぶ姿勢は大事ですが、「学ばせてもらう」立場で売り込んでも刺さりません。「自分のこの経験で、御社のこの課題に貢献できる」と言い換えるべきでした。
志望動機は、難しく考える必要はありません。たとえば「営業として現場の人の悩みを聞いてきた。その経験を、もっと深く課題解決に使いたい」のように、等身大の言葉で自分の経験と仕事を結びつけるだけで十分です。
もうひとつ、面接では条件も確認してかまいません。僕は3社目の面接で年間休日を直接聞き、「120日」という答えをもらいました。年間休日84日の会社から移る僕にとっては、ここを聞かずに入る選択肢はありませんでした。
このあたりの「自分の経験をどう面接で伝えるか」は、一人で考えると煮詰まります。転職エージェントの担当者や、身近な人に壁打ち相手になってもらうのも手です。面接での伝え方については、面接で必要なのは他者目線。企業が求める答えを考えよう。も参考にしてみてください。
まとめ:コンサルは「特別な人」だけの仕事じゃない
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- コンサルにはいくつも種類があり、業界特化型なら未経験から入れる道がある
- 評価されるのは専門知識より「聞く力・整理して伝える力・学ぶ姿勢」
- 営業・接客などの経験は、言語化すればコンサルでも立派な武器になる
- 志望動機は「貢献できること」を等身大の言葉で伝えればいい
- 自分の経験の売り込み方は、転職エージェントと一緒に整理すると早い
29歳まで職歴ゼロのフリーターだった僕が、未経験でコンサルタントになれました。だから断言できます。コンサルは「特別な人」だけの仕事ではありません。あなたのこれまでの経験も、見方を変えれば必ず武器になります。
もし少しでも興味があるなら、まずは情報収集のつもりで転職エージェントに相談してみてください。「自分の経験がどんな仕事に活きるのか」が見えるだけで、世界は変わります。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| 転職エージェントナビ |
様々な会社に所属する全国300名以上の転職アドバイザーから、相性の良い担当者を紹介してくれる。担当の変更も可能。利用は無料(公式サイトより)。 |
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