「ハローワークと転職エージェント、結局どっちを使えばいいの?」——就活を始めたばかりの頃、僕もまったく同じことで悩みました。
結論から言うと、僕は両方使いました。29歳・職歴ゼロのフリーターだった僕は、最初にハローワークへ通い、そのあと転職エージェントに登録しています。だからこそ、それぞれの「良さ」と「限界」を身をもって知っています。
この記事では、両方を実際に使った体験をもとに、どっちを・どう使うべきかを正直にお話しします。

無料なのは同じだし、正直どっちでもいい気がするんだけど…

それが全然違うんです。僕はその違いを知らずに、最初の数ヶ月を遠回りしました。
まず結論:性質がまったく違う「役所」と「営業マン」
両方使ってわかったのは、この2つは「同じ就職支援」でも性質がまったく別モノだということです。ひとことで言えば、ハローワークは「役所」、転職エージェントは「あなた担当の営業マン」です。
| ハローワーク | 転職エージェント | |
|---|---|---|
| 運営 | 国(無料) | 民間企業(無料) |
| 求人の傾向 | 地元の中小企業が中心。掲載無料のため玉石混交 | 採用にお金をかけている企業。待遇は比較的良い |
| サポート | 相談窓口はあるが基本は自分で探す | 担当者が求人紹介・書類添削・面接対策まで伴走 |
| 企業の内情 | ほぼわからない | 職場の雰囲気や残業実態を教えてもらえる |
| 向いている人 | 地元で働きたい人、失業保険の手続きをする人 | 職歴に自信がない人、ブラック企業を避けたい人 |
僕の実体験:ハローワークで落ち続けた数ヶ月
29歳で初めての就活を始めたとき、僕が最初に向かったのはハローワークでした。「就職といえばハローワーク」というイメージがあったからです。
結果は惨敗でした。応募しても応募しても、書類選考で落ち続ける日々。職歴ゼロの履歴書を、一人で書いて一人で送っているのだから、今思えば当然です。誰も添削してくれないし、「なぜ落ちたのか」も教えてもらえません。
ハローワークの職員さんは親切でした。でも、彼らの仕事は「求人を紹介する」ことまで。僕という人間をどう売り込むかまでは、面倒を見てくれないのです。

うわ、それ心が折れるやつだ…

折れかけました。流れが変わったのは、転職エージェントに登録してからです。
エージェントに登録して変わった3つのこと
1. 書類が「通る」ようになった
担当者が履歴書・職務経歴書を添削してくれて、フリーター経験の「見せ方」が変わりました。同じ経歴なのに、書き方ひとつで反応がまるで違う。これは一人では絶対に気づけませんでした。
2. 「受かる可能性のある求人」だけを紹介してもらえた
ハローワークでは手当たり次第に応募していましたが、エージェントは「この経歴なら、この会社は未経験でも評価しますよ」と、勝算のある求人に絞って紹介してくれます。無駄打ちが減り、心の消耗も減りました。
3. 企業の内情がわかるようになった
年間休日の実態、残業時間、職場の雰囲気——求人票に載らない情報を事前に教えてもらえるので、ブラック企業をかなりの精度で避けられるようになりました。年間休日84日のブラック企業で消耗した僕には、これが一番ありがたかったです。
僕が実際に使って良かったのは、フリーター・未経験に強いこの辺りのサービスです。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| 転職エージェントナビ |
「紹介されたエージェントと話が合わない」などの不満があれば担当カウンセラーが間に入り、場合によっては別のエージェントを追加紹介してくれる。複数のエージェントをまとめて比較・活用できる。 |
| 第二新卒エージェントneo |
年間多数の就職支援実績。過去・現在・未来をヒアリングする丁寧な面談で適職を発見し、1万社以上の優良企業から厳選してご紹介。未経験でも安心のサポート体制です。 |
| ミライフ |
100%個人起点のキャリア相談・転職支援。転職ありきではなく、あなたの価値観や大切にしたいことを軸に、プロのキャリアコンサルタントが一緒にキャリアを考えてくれる。 |
| type転職エージェント |
首都圏・20〜30代の転職に強い老舗エージェント。書類添削から年収交渉まで専任アドバイザーが伴走。IT・営業職の求人が豊富。 |
ハローワークが向いているケースもある
エージェント推しに聞こえたかもしれませんが、ハローワークにも明確な強みがあります。公平のために書いておきます。
- 地元密着の求人:エージェントが扱わない小さな地元企業は、ハローワークにしかありません。「絶対に地元で働きたい」人には強い味方です
- 失業保険の手続き:これはハローワークでしかできません。退職後の人は、どのみち一度は行くことになります
- 職業訓練:スキルを身につけてから就職したい人向けの制度も、ハローワーク経由です
つまり、使い分けの結論はこうです。
「求人探しと選考対策はエージェント、地元求人と各種手続きはハローワーク」——両方を目的で使い分けるのが、僕がたどり着いた答えです。
まとめ:迷ったら「伴走してくれる方」から始めよう
- ハローワークは「役所」、エージェントは「あなた担当の営業マン」。性質が違う
- 職歴に自信がない人ほど、書類添削・面接対策のあるエージェントの恩恵が大きい
- ブラック企業を避けたいなら、内情を教えてくれるエージェントが有利
- 地元求人・失業保険・職業訓練はハローワークの独壇場
- 正解は二者択一ではなく「使い分け」
29歳・職歴ゼロでハローワークに落ち続けた僕でも、やり方を変えたら正社員になれました。もし今、一人で応募し続けて消耗しているなら、それはあなたの価値の問題ではなく、戦い方の問題かもしれません。
まずは無料相談で、自分の経歴の「見せ方」をプロに聞いてみてください。それだけで、見える景色が変わります。

どっちが正しいかじゃなく、どっちが「今のあなた」に必要か。僕の場合、それはエージェントでした。
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