「営業がもう限界。でも、営業しか経験がないから他の仕事になんて行けない」——その気持ち、痛いほどわかります。僕も営業職を2社経験し、2社目は辞めようとして3回先送りした人間だからです。

僕は1社目(人材派遣)も2社目(インテリア用品)も営業職でした。1社目はコロナ禍なのに飛び込み中心の営業で、そのやり方がどうしても合わず、約半年で辞めています。2社目は年間休日84日のブラック環境でした。

でも結論から言うと、僕はそこから異業種(コンサルタント、そして新聞記者)へ転職して、今は月給30万円です。この記事では、営業を辞めたい人が、どうやって異業種へ抜け出せるのかを、僕の実体験から正直に話します。

三十路フリ太郎
三十路フリ太郎

営業しかやってないのに、異業種なんて受からないんじゃない?

ともふみ
ともふみ

それが、営業経験こそ異業種で武器になるんです。僕がまさにそうでした。

 

営業がつらいのは、あなたが弱いからじゃない

まず言いたいのは、営業がつらいのは甘えでも弱さでもない、ということです。

僕の2社目は、年間休日84日。6連勤があり、毎日終電。基本給は10万円未満で、手取りは20万円くらいでした。日曜の夜になるとお腹が痛くなり、辞めようとして3回先送りしたあと、体が悲鳴を上げてからようやく転職活動を始めました。そこまでで2年半です。

今振り返ると、その「営業しかできない」という思い込みこそが、一番の足かせでした。実際には、営業で培ったスキルは他の業種でも十分に通用したのです。

 

営業経験は、異業種でこそ評価される

僕が異業種に移って実感したのは、営業経験は「ポータブルスキルの塊」だということです。具体的には、こんな力が他業種で重宝されました。

  • ヒアリング力:相手の課題を引き出す力(コンサルでも取材でも必須)
  • 折衝・調整力:利害の違う相手とすり合わせる力
  • 数字への意識:目標から逆算して動く習慣
  • 打たれ強さ:断られても前に進めるメンタル

3社目は、2社目で積んだ営業とWeb運用の経験と実績を評価されて採用されました。4社目の新聞記者の面接では、後から聞いた話では「どれだけ会社のことを調べてきているか」「会話の中から質問を生み出せるか」が見られていたそうです。事前に調べる力も、その場で質問する力も、営業で使ってきた力と重なります。

大事なのは、自分の営業経験を「ノルマがつらかった」ではなく「こういう力が身についた」と言い換えること。この棚卸しは、一人でやるより、転職エージェントなど第三者に手伝ってもらうほうが早いです。自分では当たり前だと思っている経験ほど、外から見ると強みになっていることがあります。

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営業から異業種へ。失敗しないための3ステップ

1. 「営業の何が嫌か」を具体的にする

ノルマが嫌なのか、飛び込みが嫌なのか、商材が嫌なのか。嫌の中身を分けると、避けるべき仕事と、実は続けられる仕事が見えてきます。営業全部がダメとは限りません。

2. 営業スキルが活きる異業種から探す

いきなり全く畑違いに飛ぶより、ヒアリングや折衝が活きる仕事(コンサル・企画・人材・広報など)から検討すると、未経験でも採用されやすいです。

3. 在職中に動き始める

僕の反省は、限界まで我慢してから動いたこと。心身を壊す前に、働きながら情報収集を始めるのが正解です。エージェント登録は在職中でもまったく問題ありません。

ともふみ
ともふみ

「営業しかできない」は思い込みです。その経験、ちゃんと棚卸しすれば必ず道はあります。

 

まとめ:営業経験は、辞めても無駄にならない

  • 営業がつらいのは弱さではない。無理に耐え続けなくていい
  • 営業で培ったヒアリング・折衝・数字感覚は異業種で武器になる
  • 「何が嫌か」を分解すると、進む方向が見えてくる
  • 営業スキルが活きる職種から探すと未経験でも受かりやすい
  • 壊れる前に、在職中からプロに相談して動き出す

僕は営業を2社経験して、合わないやり方もつらい環境も味わいました。でもその経験があったからこそ、コンサルや記者という次の仕事に就けました。営業の日々は、決して無駄ではありませんでした。

今、営業を辞めたくて苦しいなら、まずは「自分の経験がどんな仕事に活きるか」を知ることから始めてください。それだけで、ずいぶん気持ちが楽になります。

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